Building No.250 2021年 秋号-非会員
3/12

Society50Smart Smart Buililが掲げたスマート社会のコンセプト。これまでの情報社会Society40を克服する社会変革としてIOT、ロボッというのは2016年に日本での課題や困難ト、AI、自動運転などの技術によって住みやすい社会を実現する。情報通信の技術を使ってリアルな場から情報をクラウドにあげて、そこに蓄積されたデータを色々なものと重ねて分析してリアル空間にフィードバックする。このサイクルを繰り返して価値を提供していく。その仕組みをCyber Physical Systemという。取得して活用してユーザーサービスや建物価値を上げていくこと。新しい技術を柔軟に、必要な時に取り込んでいくことととらえている。インクルーシブ(包摂)という観点でヒトを起点に街、街区、ビル、ワークプレイスのスマート化を相互にどう連携していくかが大事。ディペンダブル(信頼性)という視点からはユーザーが自分の欲しいサービスを選択して安心して使えることがBuSociety50のような技術を使ってデータをdngとは何か?個人的にはdngだと考えている。2020年10月に菅首相は2050年にカーボンニュートラルを目指し温室効果ガス排出実績ゼロを表明。2021年4月に気候サミットにおいて2030年度に2013年比46%削減という目標を発表し、それが日本の目標になっている。実現方法について、業務・プロジェクトでのお問い合わせをいただくことが多くなっている。2020年、日建設計は120周年を迎えた際に、この70年ほどの我々が作ってきた建物について用途毎にどれほどCO2を排出しているか計算した。日本のCO2排出量11億800万トンの1.2%を占めている(2021年4月国立環境研究所公表データ)。我々としてもこの事実を重く受け止め、都市と建築に携わる者として3月に「気候非常事態宣言」を出した。 「クライアントの課題解決の支援」として3つの課題を挙げている。⑴ 日建設計が設計する新築ビルの消費エネルギーが2030年において2013年比40%削減となるデザインを提案日建設計では2021年から新領域開   ..i.i   ..ii . i  1 拓部門を組織し、デジタル活用による付加価値向上も積極的に提案している。今回はビルマネジメントを取り巻く、デジタル技術の動向を紹介したい。株式会社日建設計 当日使用されましたパワーポイント資料を当協会のホームページに掲載してお本誌では講演内容の構成を中心に掲載いたします。ります。ぜひ、ご一読いただき、詳細内容のご確認をお願いいたします。なお、(協会ホームページ デジタルソリューションラボ https://wwwosaka-birukyoor.jp/)シニアダイレクター 総氏~建築設計におけるサービスで何が起きていて、どのように進化するか~滝澤 『ビルマネジメントにおけるデータ活用と今後の進化』ililSocety50とSmart BudngSmart Bu1 ション①「カーボンニュートラル」(脱炭素社会)dngにおけるソリューIO7T月16、A日I㈮「活ビ用ルか業ら界将に来おのけDるXデにジ向タけルて・〜テ」クをノテロージマーにの、第活一用部とは将、来建展築望設〜計ロにボおッけトる、サービスの進化について、第二部では、ロボット、ドローン、AIを利用したビルの管理について現状と将来展望を話して頂きました。今回もコロナ禍の中での開催の為、少数の実参加者以外はオンライン参加となりました。約70名に参加頂き、質問も「Q&A」機能を用いてリアルタイムに行われました。令和3年7月技術セミナーCONTENTS挨拶をする吉田技術委員長ほんまちは大阪のへそホンマだす (昌之)Building No.250スマホ・タブレットからアクセス可能ですP01令和3年7月 技術セミナー 第一部  『ビルマネジメントにおける   ~建築設計におけるサービスで  第二部  『次世代型施設管理と P05本町サンケイビル見学記P05大阪中小ビル経営者研究会P06第1回PM研究会(第六期)P07新入会員紹介P08賛助会員・ニュース&トピックスP10業界情報P11P12役員リレー随想P12会員サロンP13協会だより一般社団法人 大阪ビルディング協会昭和歌謡の中で大阪が舞台となった曲のなか、欧陽菲菲さんが熱唱した〝雨の御堂筋〟が大ヒットした。歌詞を辿ると♪本町あたりは……♪という一節がある。本町辺りはいわば大阪の「へそ」に位置し、八月この地に最新の設備を誇る斬新なビル「本町サンケイビル」が誕生した。コロナ収束の後は大いにその機能を発揮して行くことだろう。INTERVIEW(広告)表 紙本町サンケイビル篠原 昌之データ活用と今後の進化』何が起きていて、どのように進化するか~スマートシティ構想』第一部2 2021年 秋号

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る